Guidelines (Japanese)
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綱領
年次大会論文集は大会で発表された論文の恒久的記録であり、語学教師、特に現在と将来のJALT会員の実践において役に立つ可能性のある論文を指す。最近の調査に言及し、これまでに発表された研究に基づくものである。
論文投稿要領
商用を目的としない発表者として、JALT大会の発表に基づいた論文投稿を奨励します。「大会論文集」は、JALT大会の正式な発行物です。大会での発表が事前審査されたように、大会収録(論文集)の論文にも審査があります。JALT大会収録は、査読過程を経た出版物としての資格を有し、日本及び海外の語学教師にとって重要な基準点ともなります。したがって、論文投稿を強くお勧めします。
論文投稿にあたっては、ガイドラインに忠実に従ってください。論文は英語または日本語で投稿可能です。それ以外の言語での投稿については編集長までご相談ください(資格のある査読者や編集者がいるかどうかによります)。
出版形式:出版される論文の数が増えているため、現時点ではオンライン出版の形式のみを採用しています。
投稿締め切り:2022年1月7日(金)現時点からいつでも投稿できます。ただし、2022年1月7日(金)23:59 以降の投稿は受理されません。
オンラインで入手できるファイル:
- 見本ファイル [.docx file] [PDF file]
オンライン投稿の手順
注:JALT大会論文集またはThe Language Teacherのアカウントをお持ちでない方は次の手順を踏んでください。すでにお持ちの場合は、新たにアカウントを作成する必要はありません。現在お持ちのものをお使いください。
- まずは次のサイトへアクセスします。http://jalt-publications.org/content/
- REGISTER を選択します。
- 関連情報を入力します(TLTですでに登録してある場合は、アカウント作成のリンクがあるかもしれません)。
- JALT POSTCONFERENCE PUBLICATIONの下に出るAUTHORにチェックマークを入れます。AUTHORを選択しなければ、原稿投稿ができません。
- REGISTERをクリックします。
- JALT Postconference Publicationを選びます。SUBMISSIONというリンクが右に見えます。
- CLICK HEREを選びます。
- 次の事項に注意しながら手続きを進めてください:(a) 原稿ファイルをアップロードするにはアップロードボタンをクリックします。(b)投稿を完了させるには、Finish Submissionボタンをクリックします。
- JOURNAL内のAUTHORのページで査読と編集のプロセスがどこまで進んでいるかを確認することができます。
すでにアカウントをお持ちの場合は、次の手順を踏んでください:
- 次のサイトへ行きます:http://jalt-publications.org/content/
- ログインします。
- Postconference Publication を選びます。
- 右上に見える自分のuser nameをクリックし、VIEW PROFILEを選びます。
- ROLESを選びます。
- 該当するroleを選びます。
- CSAVEをクリックして保存します。
選考方法と編集手順
原稿受領後、編集部が全ての原稿を査読します。編集部が適切と判断した原稿のみ、2人の査読委員に送ります。査読委員は、著者の名前と個人情報を伏せた匿名の原稿を読むことになります。可能な限り、投稿原稿の分野に詳しい査読委員に査読をお願いすることにしています。
大会開催の翌年の初め頃までには、査読委員は原稿を読み終え、著者と編集部へのフィードバックをサイト上に載せます。査読者は著者に全般的なフィードバックをし、編集部へは受理に関する具体的な提案をします。著者は、後者を読むことはできません。
査読が終了すると、全ての投稿者に、原稿に対する評価が送られます。
良い評価がされた論文には共同編集者が割り当てられ、修正・書き直し・編集の援助をします。この過程は6月くらいまで続きます。その後、出版に値する基準に達しているかどうかが審査されます。この審査は、査読者及び共同編集者のコメント、さらには最終論文の質に基づいて行われます。
出版可能と判断された論文は、校正とレイアウトの段階に入ります。その後、著者と編集者が最終チェックを行います。レイアウト終了後、最終校がウェブサイト上にアップロードされます。夏休みが終わる前には、全ての作業を終えるのを目標としていますが、その速度は書き直しと編集の速度によります。
以上の手順について質問がある場合は編集部(proc_editor at jalt-publications.org)にご連絡ください。本年度の大会論文集に投稿していただき、ありがとうございます。編集部では、本年度も、素晴らしい論文集を完成したいと願っております。
注意 担当編集者とのやり取り以外では、投稿論文についてのメールはオンライン投稿サイトを通して送ります。従来、送ったメールは届け先のSPAMやJUNKのフォルダーに入り、締め切りをおくれたりすることがありました。重要なメールを見逃さないためにこのフォルダーを定期的にチェックしたりすることを強くおすすめします。送ったメールに返事が来ない場合は論文を査読の対象から外されることがあります。
出版の条件
- 大会で発表をした人だけが論文投稿できます。
- 商用を目的とした発表は原則対象外ですが、例外的に適切と思われる内容のものもあり得ます。その場合は、編集者にご相談ください。
- 発表者は一人につき一つの論文しか投稿できませんが、共同執筆の場合は制限を設けません。また、通常はひとつの発表につき、ひとつの論文のみを投稿できます。ただし、フォーラムやパネルなどの場合、複数の発表者が異なる論文を投稿することについては可能なこともありますので、まずは編集者にご相談ください。
論文投稿
投稿される論文の数が多いため、不備のある論文は査読の対象から外されますのでご注意ください。例としては、不可欠な図表や要旨(和英とも)がない、書式が大会論文集のスタイルに合っていない、字数制限を極端に超えている、などです。
論文投稿には、次のものを提出ください
- 連絡先(氏名、住所、電話・ファックス番号、メールアドレス)、論文題名、著者名及びその所属機関、要旨(英文は最大150単語、和文は最大400文字)。これらの情報はジャーナルシステムにオンライン上で直接入力できますので、別ファイルで送信される必要はありません。
- 図表などをすべて含む、すべての著者名・所属機関名などを省いたファイル。これが、査読者の使用する主要ファイルとなります。
- もうひとつは著者名と所属機関名を含むファイルで、これは補足ファイルとして用います。
- さらに図・チャートなどは、それを作成した形式(Excel, jpg, png)で別ファイルにてアップロードします。
- 要旨には翻訳が必要です。
a. 英文論文であれば英語の他、日本語訳の要旨も必要です。
b. 日本語論文であれば日本語の他、英文要旨も必要です。
c. 日本語・英語以外の言語による論文は、その言語での要旨の他、英語要旨が必要です。
注:要旨の正確な翻訳を付けることは、著者の責任です。JALTでは翻訳サービスは行っておりません。和英による正確な要旨がない場合、出版できません。
文字数制限
注:本文の文字数制限には図表も脚注が含まれますが引用文献が含まれません。本文の文字数制限は論文の種類で異なります。その他、これとは別に、論文題名は英文なら10単語、和文は25文字、要旨は英文150単語、和文400文字、著者紹介(一人につき)は英文75単語、和文200文字が制限です。付録は本体のおよそ3分の1以内が制限の目安です。しかし、原則として付録はなるべく短めにしてください、たとえば、膨大なデータなどはオンライン掲載とし、リンクさせることで省けます。
Group 1:研究論文、ワークショップ、ポスター
- 英文は最大4000単語で、2500単語以下のものは原則考慮されません。和文は最大12,000文字で、7,000文字以下のものは考慮されません。
- 実践と理論と研究を効果的に統合させたもの(論文)が対象となります。
Group 2: 対話形式討論、公開討論、基調講演
-
制限は英文が5,000単語、和文は15,000字です。
-
大会プログラム委員会が承認した発表提案を反映するものであること。
-
論文構成にあたっては、著者は、参加した発表者の要約を参考にすること。
-
対話形式討論と公開討論の発表者は全員が論文作成に関与すること。少なくとも、内容に関するコメントをすること。
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発表した参加者のうち最低一人が著者であること。
-
全発者として掲載される発表者は全員、論文の下書きや編集に関与すること。
原稿ガイドライン
JALTは米国心理学会の出版マニュアル(APA Publication Manual 第7版)をスタイルガイドとして用いています。唯一の相違点は、見出しをセンタリングしないことだけです。レイアウトや引用文献表については、上記のリンクからサンプル書式を参照するか、過去の年次大会論文集をご覧ください。
- 原稿は次を最初に記載してください:題名、著者名、所属機関名(複数の著者の場合はそれぞれ別の行を用いる)、要旨(英語)、要旨(日本語またはその他の言語)
- 本文全体に置いてフォントサイズ12をご使用ください。ただし、図表内など、小さいフォントサイズが必要な場合はこの限りではありません。行間は1.5行としてください。
- ページヘッダーやフッターを削除してください。
- 脚注は使用せず、必要に応じて注を本文の直後に入れてください。
- 原稿全体を左寄せにしてください。題名、見出し、引用文献リストを含みます。右端をそろえる必要はありません。段落は見出し直後のみインデントをせず、残りはすべてインデントしてください。
- 段落のインデントは、スペーズバーではなく、Tabキーを用いてください。
- 見出しとその直前の段落の間は1行あけてください。
- 第1レベルの見出しは太字、第2レベルは太字の斜体文字(イタリック)、第3レベルは斜体文字のみとしてください。見出しは左寄せとし、番号をつけないでください。
- 英文の場合、文と文の間は1文字だけあけます。和文はあけません。
- Excelで作成した図がある場合、原稿本文に挿入すると同時に、そのExcelファイルも別にして提出してください。本文に挿入しない場合は、本文のどこに挿入するのかを明確に示してください。
- 同様に、画像も別ファイルでも提出してください。形式はTIFF、PICT、GIF、JPEGを用いてください。その他の形式の場合は、事前に編集者に相談してください。
- ワード(Word)など文書作成時のソフトを用いて表を作成してください。複雑にせず、表の中に別の表を挿入したりしないでください。表のタイトルは表の中に入れないでください。上記の表レイアウトガイドを参照ください。表の場合は、決してExcelを使わないでください。代わりに、Wordで作成してください。
- ヒト被験者から収集したデータを利用する場合、著者はインフォームド・コンセントと大学の許可を得る必要がある。これらのことは、論文に明示的に記載する必要があります。
- 論文で使う文献等(投稿者自身の論文も含む) を適切に引用してください。 盗作や自己盗作があるとみなされる論文は撤回という処分になり、将来JALT Publicationsに投稿するのを禁制されることもありますのでご注意ください。
- 版権のある画像や歌詞などは使用許可を原稿投稿前に得てください。許可に関する通信のコピーを編集者に送付してください。許可がない場合は審査の対象になりません。
- 引用文献リストはAPA Publication Manual 第7版に応じて書式設定します(または過去の大会論文集を参考にしてください)。ただし、左寄せのままにしておいてください。インデントはレイアウト時に調整します。本の題名などに下線をつけないでください。代わりに斜体文字を用います。文献が代わる時にだけリターンキーを用います。行ごとにリターンキー(改行キー)を用いないでください。レイアウト時に調整します。引用文献管理ツールよっては、信頼性が劣り、設定が不正確な時があります。引用文献リストの正確性は著者の責任となりますのでご注意ください。
- 提出する原稿はdoc(ワード文書)またはrtf(リッチテキスト)形式にしてください。
提出に関する助言
語学教育の多岐にわたる分野に関する論文投稿を歓迎します。しかし、時間と編集上の制限により、投稿されたすべての論文を発行することはできません。論文を受け入れるには多くの要因が関与しますが、上述のガイドラインに忠実に従うことは重要です。また、対象とする読者に対して、(論文の内容が)明確、かつ適切であることも考慮されます。さらに、次の事項も考慮ください。
- 同僚の先生など最低二人の読者に読んでもらってください。潜在的な読者を構想に入れる上で役に立ちます。
- 序文または導入部や先行研究レビューが長くなり過ぎないように注意してください。引用文献は、本文がスムーズに展開していくのを援助するためにのみ用いてください。
- 主要な点は例や詳細(または両方)を用いて明確にしてください。事前に読んでもらう人には、全ての要点が明確で、必要な説明が加えられているかをチェックしてもらってください。
- 対象とされる読者は、そのトピックに関心を持っている語学教師です。しかし、同時にクリテカルな(批判的な)姿勢も持っています。そのような読者を念頭に置いて、明確なスタイルで書いてください。
選考
大会論文集には、様々な分野を含めるようにバランスを考慮します。論文集は次のJALT大会に間に合うように作成しますので、編集に膨大な時間がかかる論文は受け入れていません。提出される原稿は完成状態である必要があります。また、以前に出版されたものは受理できません。ただし、すでに出版されたものに手を加えた修正版を投稿する場合は、オリジナル版を出版した発行者から転載の許可を書式で得てください。論文投稿時には、その許可のコピーを補足ファイルとして含めてください。そのような場合、「この論文は...ですでに出版された論文の修正版である」といった但し書きを必要とします。また、以前に出版された自身の論文から引用する場合でも、引用文献として明記されなければ、自己盗作と見なされ、論文が拒否されることになりますのでご注意ください。
自己盗作
上述の但し書きがない場合、自己盗作と見なされます。これは、自分の書いた論文全体に限らず、論文の一部を用いた場合でも、そう見なされます。自己盗作も盗作の一部であり、論文は撤回という処分になりますのでご注意ください。